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AOR AR-3000 のメモリー電池交換

古い受信機のAR-3000のメモリーバッテリーが消耗(3Vが0.2Vまで低下)して表示が全く出ません。

本機種特有のこの現象と電池交換については多くのwebで紹介されているので、助かりました。
その記事を参考にして交換作業を行いました。

今回特に留意した点は

① 今後の電池交換がもっと楽なように
② 電池寿命を出来るだけ長持ちさせる  です。

① はCR2032専用の電池フォルダーを使い、これをリード線で基板に取り付ける
② はCR2032を2個並列に取り付けて容量を増やす   ことにしました。

電池は前面パネル内側の狭い場所にあるので、前面基板を取り出してのハンダ作業が必須です。

交換作業のポイント

○上下ケースの取り外し
 まず後部4本と底部2本のネジを外し、下蓋、上蓋の順で上下蓋とも取り外す。
 下蓋を外すときスピーカー線の断線に注意。
○前面パネルの取り外し
 まず3個のダイヤルノブを引っ張って取り外す。メインダイヤルは結構強引に引っ張らないと外れません。
 側面の左右の2本ずつのネジを外し前面パネルを取り外す。
 この時前面パネルを支えるプラ製グリッド状の枠が内側から落ちることがあるので向きを覚えておく。
○前面パネルの下の基板の取り外し
 まず基板に差し込んである配線のプラグを丁寧に引き抜く。
 続いて基板を留めている外周のネジを外すと基板が取り出せる。
○タブの付いた古い電池を取り外す
 基板上の電池は黒い保護カバーで覆ってあるのでカバーを剥がす。
 基板の裏面からコテを当ててタブ板ごと電池を取り外す。
 吸い取り線を使って基板のスルーホールの残りのハンダは綺麗に取り去る。
○新しい電池を取り付ける
 元の電池に付いていたタブ板を2個ともペンチで引き離して、タブ板だけを基板の元の+-の
 スルーホールに通してハンダ付けする。(タブの足はホールに通しやすいです)
 CR2032用の電池フォルダーに約10cmのリード線を取り付けた後、このタブ板にハンダ付け。
○電池フォルダーに絶縁カバーをつける
 新電池を取り付けたフォルダーの周辺は絶縁性のあるシートで覆い、糊のべたつかないハーネステープ
 を撒きつける。
○電池の半固定
 電池のリード線を他の内部配線に結束バンドで緩やかに固定。
 受信機を大きく揺すると電池も少し動きますが、室内で使うのでこの程度でいいかと。
○リセットボタンを押す (これをしないと液晶が暗いままで一瞬壊れたかと慌てます)
 再組み立ては前面基盤の裏側が見える所で一旦止め、メインスイッチを入れて通電状態にして
 前面基板裏のリセットボタンを押して80MHZと表示されたら成功。その後残りを組み立て。

無事、表示と受信が復活しました。 これで暫く安心です。

       電池の格納場所                
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       電池交換前の前面基板
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      交換後の電池(並列2個)                      
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      表示が復活
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